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2006年8月31日 (木)

日本の色(伝統色) 64

 12回に渡り、化学染料が導入される前迄の
 主な日本の伝統色 (96色) を紹介してきました。
 しかしながら、日本の色(伝統色)はこれらの色以外にも、
 色目 ・色名として、古来より伝わる文献にたくさん登場します。
 伝統色と云う表現には違和を感じますが、
 詞は意思疎通を図るツールですので致し方ありません。
 「伝統」 を広辞苑で引きますと、
 
 「ある民族や社会 ・団体が長い歴史を通じて培い、
  伝えて来た信仰 ・風習 ・制度 ・思想 ・学問 ・芸術など。
  特にそれらの中心をなす精神的在り方。」

 と記されています。
 「伝えて来た」 とありますので、
 本来、私達に伝わっている筈のものになります。
 がしかし、何処かで伝え続ける事をスポイルした感を、感じて、
 勘違いかもしれませんが、お披露目してみました。

 何を隠そう、
 日本の色(伝統色)は、日本人の感性色だったのです。
 その過去形を皆さんに、
 現在 ・未来進行形にして欲しかったのです。
 少なくても、これからの日本の未来を担って下さる方には特に。

 人とものに対して、「感じる心。」
 これは、人様に教えて頂く様な代物ではありません。
 ご自分の 「心の目線」 で、しっかり、隈無く、回りを見る事です。

 貴女の貴男の貴方の存在は、
 脈々と繋がり続けている
 「素敵な感じる心」 を持っていた方々の末裔です。
 否、末ではありません。
 又、新たに、あなたからスタートするのです。

 「我思う。故に私が居る。」 なんて云うインポートものも結構。
 「人類、みんな兄弟姉妹。」 なんてまやかしも結構。
 綺麗で、素敵で、お洒落な心音 (根) だけで十二分です。

 今回で、止めどもない 「色」 のお話しは、お・し・ま・い・に。
 又、色につきましたは、その内に。
 ご覧の皆様方にはたいへん、お疲れ様でした。

 次回からは 「わび(侘び)・さび(寂び)と服」 について。

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