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2006年8月23日 (水)

綺麗な色はみやびの世に 60

 鎌倉、室町の世に生きられた人々の色に比して、
 自然と融和しようとした 「平安みやびな世」 の創造力ある方々の
 発想に改めて驚きを抱きませんでしょうか?
 微細に異なる色の妙味。

 紅梅 紅梅 桃色 桃色
 薄紅梅 薄紅梅 桜襲 桜襲

 上の4色の違いを 「時空間」 で変容させていた
                 「素敵な女性のお心」。
 それをフォローし続け、エイドした
                 「意気な男性のお心」。

 ☆枕草子 「淑景舎春宮にまいり給ふほどの事などの段」 
   中宮定子さんが 「どの色を着用するか」 で悩んでいるシーン。
   詳しいことは、そちらをご覧下さい。

 やがて、余裕無き? 鎌倉、室町の (武) 力の男社会へ。
 香り残る微妙な感性もかき消され、
 経済的基盤の崩壊もあいまい、
 幽玄~SABI (さび)~水墨モノトーンの世界に。
 それにもめげず、小空間に宇宙観の入れ込み、
 町衆(お金持ち)にも関わらず、
 金ピカ (大金持ち) へのアンチテーゼへの
 数寄茶の空間を以てしての意固地。
 後の世の方々は、これをわび (WABI) と表現。
 これらを消化 (昇華) した庶民軍団 (商人 ・職人さん達) が
 今、伝承されている 「歴史」 の表舞台に初めて登場する事に。
 ここで、繰り広げる夥しい 「流行色」 の数々。
 次回は江戸時代に巷を騒がした色々へ。  続く。

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