藍染めの瓶覗色 40
藍染めの最初の色は、みんな瓶覗色です。
原液に浸す回数を増やす事により、段々藍色に近づきます。
従いまして、浸す回数を調節する事で、
ご自分のお好きな色の 「青・藍」 色にできます。
瓶覗 藍
但し、ココでの注意点は、お好きな色でストップしないで、
更にもう一回浸して下さい。これが肝心です。
紅茶をポットにいれる際に人数分+一匙
(ポットの分 ・今日いない彼、彼女の分) の要領です。
ここで、重要な点があります。
藍染めは 「晴れた日」 にお染め下さい。
煮出した原液に浸した後の作業として2点あります。
1 媒染材で色を定着させる。
2 染め上げた布を天日干しにする。
この2 天日干しですので 「お日様」 の力が必要になります。
この事は、藍染めの基本的で周知な事柄だと云うのですが、
なにせ、初めてのトライでしたからお構いなしで・・・。
曇り空の日に決行してしまいました。 結果は失敗と云う現実に。
と思いきや、佐にあらず。確かに 「青」 にはなりませんでした。
しかしです。乾いた布は 「緑味の青」 に染め上がっていたのです。
緑は一つの原料では出ない色と諦めていましたので、
私どもにとっては、 「瓢箪から駒」 みたいな感じで、
決して負け惜しみでない 「ラッキー」 って感じでした。 続く。
☆ 日本の伝統色 (草木染めカラー) の色サンプルは、
「日本の色 (伝統色) 見本」 ・・・サンプルカラー
「重色目」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・二枚重ねカラー
「襲色目」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・五枚重ねカラー
をご覧下さい。
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