天照大神を模した天子の赤 24
赤は紫味の赤から黄味の赤までのバリエーション。
天照大神さん(太陽・命の源)に擬(なぞら)えどちらの帝から
おめしになったかは不明ですが、
帝及び帝関連の皆様は
お日様カラーのお召しものを身に纏っておられました。
(オフィシャルタイムでは。)
帝の息子と孫 | 朝日の色 | 黄衣(黄丹) |
帝 | 日中の色 | 黄櫨染 |
帝の父 | 夕日の色 | 赤色 |
極上の絹糸に赤色をベースとして黄色の分量調整等を施し
微妙なお日様色合いに染めあげていました。
憎いのは、
黄丹 (朝・若) ⇒ 黄櫨染 (昼・壮) ⇒ 赤色(夕・老)
と、時の流れも加味した大胆な発想。
これには頭が下がります。
これらの詳しい事及び色は、
「続 平安朝 (平安時代) 衣装」 でご確認下さい。
これらの赤色だらけには、
天宇受売命 (あめのうずめのみこと) も
天手力男命 (あめのたぢからおのみこと) も
出る幕はありません。
お天道様には 「色」 も 「力」 も不必要って事? 続く。
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