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2006年6月13日 (火)

天照大神を模した天子の赤 24

 赤は紫味の赤から黄味の赤までのバリエーション。
 天照大神さん(太陽・命の源)に擬(なぞら)えどちらの帝から
 おめしになったかは不明ですが、
 帝及び帝関連の皆様は
 お日様カラーのお召しものを身に纏っておられました。
 (オフィシャルタイムでは。)

 帝の息子と孫 朝日の色 黄衣(黄丹)
 帝 日中の色 黄櫨染
 帝の父 夕日の色 赤色

 極上の絹糸に赤色をベースとして黄色の分量調整等を施し
 微妙なお日様色合いに染めあげていました。
 憎いのは、
 黄丹 (朝・若) ⇒ 黄櫨染 (昼・壮) ⇒ 赤色(夕・老
 と、時の流れも加味した大胆な発想。
 これには頭が下がります。
 これらの詳しい事及び色は、
 「続 平安朝 (平安時代) 衣装」 でご確認下さい。
 これらの赤色だらけには、
 天宇受売命 (あめのうずめのみこと) も
 天手力男命 (あめのたぢからおのみこと) も
 出る幕はありません。
 お天道様には 「色」 も 「力」 も不必要って事? 続く。

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