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2006年6月29日 (木)

漢方薬と染料はお友達 32

 「命あっての物種。」 の様に、健やかな体を持ち得ないと、
 服の 「お洒落」 ができなかったみたいです。
 それは、当然の事ですよね。 山内一豊の奥様のお千代さん。
 長崎盛輝氏に依りますと、
 何と、染料の原初は 「漢方薬」 だったようです。

 染料 効 能 媒染剤 抽出色  
 蘇芳 便通薬 灰汁 蘇芳色 紫味の赤
 紅花 婦人病 灰汁 酢 紅色  
 茜根 解熱剤 灰汁 緋(あけ) 黄味の赤
 黄檗 胃腸薬 灰汁 黄色  
 藍草 解毒剤 発酵 縹色 今の青
 紫根 美肌剤 灰汁 酢 紫色  

 「色・彩色の日本史」

 東洋医学の漢方の処方箋で、
 根や葉などを煎じた色汁及びそれを濾す際に使用した、
 灰汁で晒した布袋から抽出した色汁が
 後に染料に転じた感じなのです。
 「漢方薬あっての草木染め。」
 良薬、口に苦く、体に良くって、更に、布に、優しいって感じ。
 媒染剤は色を定着させたり、より良い色を出す為のものです。
                  続く。

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