蜜柑の黄橙~夕日の赤 9
「緋(ヒ・あか)」 は 「日(火)」 の文字転用?で赤味が強い赤色。
「あっ・かー」 は、黄・橙・赤色すべての色のひとくくり表現。
この事は、今の私たちにも、いとも簡単に感じられます。
朝日は、晴れたウイークデーの 「つとめて」
夕日は、晴れたホリデーの 「ゆふぐれ」 いとをかしです。
黄色~赤色の何色もの色数を見る 「気持ち」 があれば、
必ずや目に映る筈です。
日向夏の黄
文旦の黄
レモンの黄
夏蜜柑の黄
蜜柑の黄橙
金柑の橙
ネーブルの橙
ポンカンの橙
マーコットの赤橙
夕日の赤
ってな色が見えましたかしらん?
(果物やさん、八百屋さん、マーケットの店頭でのカラーです。)
こんなに色の違いがあるにも関わらず、
色表現は 「黄」 「橙」 「赤」。
橙(代々・冬に実が落ちない)にしても正月の飾りのミカンですし。
赤味が強い朱色、緋色の表現方法を除けば、
黄色~赤色は、
山吹色 鬱金(うこん)色 柿色 茜色 牡丹色 躑躅色 等々
植物の花、果実、根の固有名詞をお借りしないと表現できません。
続く。
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