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2006年5月27日 (土)

縁は異なもの縁り色 16

 「虹の配色図の直線の端々の色を円」 で繋げれば、
 「紫」 と 「赤」 はお隣さん同志。 「仲良しさん」。
 冠位十三階制 (647年) 孝徳天皇の時代 (とき) からは、
 仲良く、お隣同志のおつき合い。
 ってな ZIPANGU的講釈 は如何なものでしょうか?
 皆様方の、ご意見・ご感想をお待ち申し上げております。

 紫と赤をこよなく愛でた日本人、
 この感性は、どの時点まで続いていたのか分かりませんが、
 ひょとしたら、今でも私たちのDNAに残像が在るやも知れません。
 紫は平安の世で 「縁 (ゆか) りの色」 とも云われたそうです。
 長崎盛輝さんの 「色・彩飾の日本史」 に、
 『平安時代では、愛人の縁につながる者に情けをかける、
 「縁りの色」 とされるようになった。
 そのわけは、染料の紫根は揮発性が強く、
 それを袋や箱の中に保存中に根がじかに接した部分は濃く、
 接しない周辺部もポーッと淡く染まる。
 すなわち、まわりのものにも紫根が縁(ゆか)りの色をつける
 からである。』 と記されています。
 「縁は異なもの味なもの」 って既に死語かしら? 続く。

★ いよいよドイツW.杯モードに突入しました。
   私どもも日本代表を後方より応援しています。
      三三七拍子   「ガンバレ 日本」
     巨漢相手に、お疲れ様でした。

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