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2006年4月23日 (日)

束帯の色の差異表示 位階 63

 万葉の世界から一気に服色の差異表示のお話に。
 束帯 (モーニングスーツ) は 「形」 が決まっていて、
 この時代(とき)のデザインの勝負は、絹素材の善し悪しと 「色」。
 その色で差違を表現することができました。
 (今の世の黒一辺倒ではなく、オシャレ度は上で、
 画策しさえすれば違う色を着ることが可能だったのです。
 但しロングジャケットカラー(袍)のお話、
 ボトム(袴)は白で統一されていました。)

 帝(天皇)の黄櫨染と麹塵色
 太上天皇の赤色
 親王等の黄丹色を除けば、
 努力 (これが、かなりムズイ) 次第では4
 色以外の色はどの色もおめしになれました。

 因みに、人気順カラーは、令集解に依りますと、
 1 深紫 2 浅紫 3 深緋 4 浅緋 5 深緑 6 浅緑
 7 深縹 8 浅縹
 であったとの事です。
 ヴァイオレット レッド グリーン ブルー の順です。

 (皇室御用達カラーは、
 お日様色の赤と黄の3混色と麹塵色と称する見る角度と光量で
 微妙に変化して見えるグリーン系玉虫色。)
 上記の様なトレンドカラーがやがて、
 「色は移りにけりな、いたずらに」 ってな訳で、
 みやびな世の平安中期には変化してしまいました。  続く。

 詳しい事は 「続 平安朝 (平安時代) 衣装」 でご覧下さい。

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