聖武天皇(帝)の礼服と装飾 58
以前、 「正倉院(聖武帝の赤い靴)」 で
聖武天皇のスリッポンを紹介しました。
聖武帝がおめしになっておられた衣装 (服) は、
「奈良朝(奈良時代)衣装」 の男性(メンズ)でご覧下さい。
表着 (ジャケット) にしろ、裳 (ボトム) にしろ、
夥(おびただ)しい程の 「刺繍」 の数々。
突っ張りライダーお兄さん達の派手目なフロッキープリント柄と
刺繍柄々なんかは、足下にも及びません。
上下スーツで、なな何と、龍あり、北斗七星あり、山ありの
12種類の刺繍が施されています。
それも各々の柄には意味づけが。
色取り取りの刺繍糸で丁寧にお作りになったお針子さんには、
心より敬意を表します。
又、装飾物にも目を見張るものがあります。
冠 (帽子) もさることながら、御玉珮(おんぎょくおび)と云う
アイテムは凄いです。
現代のお洒落な男性方でも真似ができません。
そのアイテムは、歩くと 「音」 がでる仕掛けになっていた様です。
周りの皆さんに、
「そこのけ、そこ退け、帝が通る」 だったのでしょうか?
それとも、「いらっしゃるぞ、にげろー」 だった? 続く。
奈良時代の衣装の詳細は 「奈良朝 衣装」 で。
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