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2006年4月27日 (木)

日本の色の誕生 1

 日本の色(伝統色)

 ここからは、いろ (色) についてのお話です。
 色につきましては、色んなお方が色々研究されておられます。
 ここでは、学問的には決して追求いたしませんし、
 とってもその様な大それた事なんぞ考えていませんし、
 できもしません。
 ここでは、普段私どもが、服を作成する際に感じたり、
 言い争ったり、納得しあったりした事を、
 まとめて整理整頓して日本文化の色の感性を再確認し、
 新たな発想を生む為の一助にしたいと思っています。

 言語としての色の誕生。
 おおよそ、わたくしたちは意思疎通を図る方法として、
 身振り ・手振り ・顔振り (表情) を除いて、
 「詞」 を以てしか方法がありません。
 色に関する日本語はどの様にスタートしたのでしょうか?
 長崎盛輝氏の「色・彩飾の日本史」に依りますと、
 『農耕の共同生活に移ると、言語の発達とともに色彩語が生まれ、
 初めに、明 ・顕 ・漠 ・暗をさす、「あか」 「しろ」 「あお」 「くろ」
 の名があらわれ、それが、いつしか、色合い・明暗をさす名として
 用いられるようになった。』  と述べられています。 
 次回から、実際はどんな感じであったのか
 イメージしながら検証したいと思います。
 少しだけ、おつき合い下さい。 続く。

☆ 「日本の色(伝統色)見本」 は、こちらでご覧下さい。

★ お時間が無く端折って、「日本の色 (伝統色) の歴史」 を
   確認されたい皆様へ。 下記リンク先をご覧下さい。

太古の色感性  「日本の色の誕生 2」
自然の色感覚  「日本の色の誕生 3」
自然色を全色フォロー  「白・黒・赤・青で全色です」
虹色の配色は?虹配色  「虹は七色ではなかった?」
言葉と色観念のニュアンス  「言葉は文化 お母さん」
「あお」 の色観念  「縹 時・女心の移ろい」
「あか」 の色観念  「蜜柑の黄橙~夕日の赤」
日本の色 (伝統色)  「紫」  「高貴(あて)なる紫色」
陰陽五行色(カラー)  「陰陽五行説の色々」
紫は男性 赤は女性  「虹の配色への悪戯」
紫は男 赤は女 人間模様  「紫色と赤色は仲良し色に」
紫色への思い入れ  「紫色に対するイメージ」
めらめら燃え盛る赤色  「原始、色は、赤だった?」
原始太陽と赤色  「天照大神を模した天子の赤」
波長の長さ 短い紫 長い赤  「可視光線 波長の長い赤」
顔料の色々 奈良朝で出揃う  「顔料 卑弥呼の化粧品」
染料の原初は漢方薬  「漢方薬と染料はお友達」
日本の色は草木染め  「草木染め 色の優しさ」
自然の緑色 緑は背景補色  「樹 ・木の葉の緑色」
頬(ほほ) ほんのり桜色  「弥生三月 桜色に挑む」
日本の色 (伝統色)  藍色  「藍染めの瓶覗色」
日本の色 赤色の原初  「一斤染と紅色の違い過ぎ」
お洒落な命名は植物から  「植物名が色名の重色目」
日本の色 (伝統色) の感性  「癒される色々」
日本の色 (伝統色) の感覚  「美しい色々」
日本の色(伝統色)の自然風景  「素敵な色々」
太古から奈良朝 赤色系の色  「緋・赤 茜 蘇比 紅 蘇芳」
太古から奈良朝 黄色系の色  「黄丹 刈安 黄檗 支子 櫨 桑」
太古から奈良朝 青色系の色  「緑 縹 紺 藍色 紫 滅紫 葡萄」
太古から奈良朝 黒色系の色  「黄橡 胡桃 柴染 橡染 榛染」
奈良・平安時代の位階服色  「衣服令 延喜式の位階服色」
平安時代の差異表示色  「黄櫨染 麹塵 赤色 淡色 退紅」
太古から奈良朝 顔料色  「鉛丹 白緑 緑青 群青 臙脂」
平安後期から室町時代の新色  「柿衣 褐色 猩々緋 鳥子 煤竹」
江戸時代の四十八茶  「江戸の流行色 茶色」
江戸時代の百鼠  「江戸の流行色 鼠色」
江戸時代の藍染め  「江戸の流行色 青・紫色」

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