吉祥天女 十
昨年の年末に、
みやび以前の服六で東大寺・正倉院のお話しをしました。
その続きで、次はこちらをご覧下さい。
(この頁は東京文化財研究所の出版とデジタルアーカイヴ
彩色関係資料データベース です。)
左側の 「おうたん(黄丹)」 をクリックして下さい。
「買物申請帳」 (正倉院文書)
撰述日 天平勝宝4年(752年) 6月16日付。
マーケットに行く前にあれこれ書いているお母さんの
お買い物メモと訳が違います。
そう云えば、よくメモ書き以外のお買い物が多かった?
光明子さんか、彼女のお嬢さんの孝謙・称徳帝
(718~770年 在位749~758年・764~770年)の
お買い物帳かは不明ですが、
高貴などちら様かのお買い物リストだったと思われます。
お年頃を考えると、買い物時点で35才(数え年ですよー。)、
藤原仲麻呂(706~764年)さんと、
とても仲睦まじかったと云われている孝謙帝と思いますが、
52才の光明皇后もまだまだお若い?。
752年と云えば、東大寺の大仏開眼供養のお年。
お隣の中国(唐)でただお一人の
「女帝(則天武后・帝位690~705年)」 に習い
元号を四文字熟語になさった程の
「翔んでる(お転婆な)女性」 と云われている孝謙帝さん。
(四文字熟語の元号は、光明皇后とも。こちらに関してはその内に)
たまのお出かけ (大仏開眼供養イベント) のお帰りに、
そのまんま、仲麻呂さんち (家) にお遊びに行かれちゃったとか?
(孝謙帝の仲麻呂邸へのご訪問は、
日本社会の歴史(上) 網野善彦氏に依る。) 続く。
吉祥天女像への彩色画(絵)が完成しました。ご覧下さい。2/13
☆ 今日は 「成人の日」 「冠婚葬祭」 のカン。(感)。
振り袖姿のお嬢さん。腰と背筋が伸びるでしょう。
着替えても毎日腰で歩いて下さいね。
ドレッシーワンピーのお嬢さん。今のお気持ちを何時までも。
股上狭いジーンズのお嬢さん。寒くても腹巻きしないでね?
これからの日本を背負うお兄ちゃん達はお嬢さんを大切に。
皆さん、おめでとうございます。
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