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2006年1月17日 (火)

正倉院(八橋蒔絵螺鈿硯箱)14

 「買物申請帳」 には、鏡の他に「香木」 (沈香(じんこう)等)
 が書いてありますが 「お香」 につきましては別の機会に。
 正倉院の頁の宝物検索 「鏡」 でご覧になった方は
 もう知っておられると思いますが、ご覧になっていない方に。
 鏡の裏 (背面) の装飾がこりゃ又凄いのです。
 螺鈿 (らでん)・琥珀 (こはく)・ラピスラズリ・トルコ石を
 鏤 (ちりば) め花鳥文様をこさえているのです。
 かと思うと今度は黒漆を塗った上に金と銀の薄い板で
 花鳥文様を表している鏡があるのです。
 「八橋蒔絵螺鈿硯箱」 をお作りになった
 雁金屋の尾形光琳さんはご覧になっていたのかしら? 
 ラピスラズリ・トルコ石は輸入物ですし、
 東大寺の大仏開眼供養にはインド僧・唐僧を招く等と云う、
 とても国際的な日本。大海原を船で・「絹の道」をラクダに乗って、
 日本はシルクロードの最終地。(何かNHKっぽい?)
 飛行機が有るわけじゃないし、
 とてつもない時間を費やしたと思われがちですが、
 「その時」 はそれが 「当たり前」、
 その時空にお暮らしになっておられた皆さんは、
 何も不自然にお考えになられなかった思うのです。
 要らぬ心配ですね。 続く。

☆ 雁金屋の尾形光琳の
   「東山の衣装競べ (比べ)」 のお話しはこちらに。

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