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2006年1月29日 (日)

襟が左前って素敵っ? 20

 仲良しさんのお二人。そぞろ歩きされますよね。
 小道を何気なく歩を進める時の二人の位置関係を
 思い出して下さい。
 お年をめされた方々は無理矢理、記憶を辿って下さいね。
 概して、ご自分達を基準に(第三者の目線ではなく)、
 彼は、右側で貴女は、左側ではありませんか?
 (貴女の彼が左利きの方はこの限りにありません。)
 未だ並んでお歩きになった事が無い方は、
 チャンスが訪れた際に御確認下さい。
 くれぐれも「ナニゲな振る舞い」ですよ。
 彼は 「にわか勉強」 のhowーto本のマニュアル通りに
 「危険」 な側をゲットしないで
 「体」 の赴くままに動いてみて下さい。
 「危険」 が訪れた時には
 彼女を 「身を挺して」 守(まもる)のは当然なんですから。
 昔っから 「力の強い者が、力の弱い者」 を・・・。
 それよりも、彼女にとっては、
 今日の 「貴男」 自身が 「危険」
 とお思いになっているやも知れませんよっと。
 それは置いといて。
 ゆかたの君 (彼女)は、襟左前。
 彼は、右サイドでエスコート。
 彼の利き腕は右腕。フリーハンド。
 もうお解りですよね?
 気づかない貴男は嫌われるぞっと。
 素敵な彼女は、ハート (左・胸) に十分気をつけて。  続く。

追伸 「右前」・「左前」 の言葉使いに混乱が有るやも知れません
   ので、もう一度確認しておきます。
   着物の業界の方々に伺いましたところ、
   「着物は右前に着る」と言っておられる方もいらっしゃいました。
   私共は服のパーツ
   (身頃・お袖・襟など)を扱う際の言葉として女性のハート
   (心臓)の上を覆うパーツを左身頃と呼んでいます。
   縫製の際、ご婦人服は右上前(みぎうわまえ)にします。
   故に、単純にこの3回に渡り
   「襟が右前・左前」と云う表現をしてきました。
   お年をめされた方で、私共の 「言葉使い」 に違和を
   お覚えになったやと思われますが、ここにお詫び致します。

 「着物は右前に着る」とは、
 メンズジャケット (左上前) の着方になります。
 右手側にボタンが付いていて、
 それを繋ぎ止めるボタン穴が左手側になる様に
 「ゆかた」 をおめしください。 一月三十日

 関根正直さんの引用で 続日本紀 の記述に寄りますと、
 元正帝、養老3年(719年)2月に、
 「初令天下百姓右襟」。
 天下百姓は襟を右に。 との事。
 この文言が、「着物は右前に着る」 となった様に思われます。
 ホント 「言葉」 はムズイもんですね。 再追。

☆ ご自分の体を基準として、あなたの体の一番前 (近く) に
  ある布が、右見頃になりますので、「着物は右前」 に。
  この表現が、一番分かり易いかも・・・?

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