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2006年1月19日 (木)

正倉院(聖武帝の赤い靴) 15

 「赤いくつ(沓・靴・スリッポン) 履いていた 聖武帝?」
 どちらかのスポーツ紙の見出しの感じですが、ひょっとしたら。
 再再度、正倉院 です。 「正倉院紀要」 をクリックして下さい。
 次に、「第26号 正倉院宝物に用いられた無機顔料(成瀬正和)」
 をクリック。
 pdfファイルの25頁をご覧下さい。「1 御礼履(南66)」
 有りましたでしょう。 「赤いスゥエードの様なスリッポン」 が。
 東大寺の大仏開眼供養イベントの主催者側代表として、
 この 「スリッポン」 を聖武帝が、
 お履きになった 「説」 が有るとの事です。
 「甲高・段平」 のおみあし(足)では、とても履きこなせない代物。
 爪先(つまさき)部分を覆(おお)う距離が短く、
 繊細な足の持ち主以外は履けません。
 更にこのデザイン、ポンイト付けにフロント(前面)には
 扇模様の白の配色、フロントからサイド底面に流れるラインにも白。
 又々これでもかって位に、黒っぽい文様の鏤(ちりば)め。
 何とも可愛ゆい(かわいい)デザインではごじゃりませんか。
 お招きに預かられた大勢の皆さん方は、
 さぞや度肝を抜かれたのではないでしょうか。
 ご婦人ものと云っても良い位。
 平均的日本人サイズ・甲高・段平の足を持つ
 私共のデザイナーは、「奈良朝の服(令集解)六」
 で紹介しました絹の室内履きの様な
 「カワユイ」 くつもなかなかだけど、
 赤いくっくも 「捨てがたいわねー。」 と
 自分の 「あし」 を顧みず・・・。   続く。

聖武帝(天皇)の礼服と装飾の詳しいお話はこちらで。

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