心模様 『藤原道長の心』 62
みやびの時の藤原道長さん。
日本の歴史上、まれ (希) に見る三点セット (権力・冨・名誉) を
お手になされた藤原道長さん。 よくぞ、
お洒落に 「記号消費」 と 「差異表示」 をお示し下さいました。
お陰様で、後の世に生まれて参りましたわたくしどもは、
「お召しもの」 の 「布」 「色」 「形」 の三位一体をなった 「もの」 と
その中に含まれる四季折々の風雅な 「心模様」 を
わずかではありますが 「イメージ」 する事が可能になりました。
感謝 ・感激 ・お目々がうるるん。
九回での心配事、みやびの意味合いで、
『ただちょいと引っかかるのは、「優美で上品なこと。」 の中に
心模様が 「ありわらのなりひら?(在原業平)」。』 と
疑問を呈しておきました。
確かに、しかと自然を愛しむ 「心模様」 は、感じさせて頂きました。
しかし、「人」 に対する 「心模様」 を検証できない事に、とっても
心残りがありますが、しか(然)るべく 「人」 に対しても、
「をかし」 「素敵」 「お洒落」 な 「心模様」 が、
有ったと 勝手に 思わさせて頂きますよっと。 続く。
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