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2005年12月 9日 (金)

心模様 『みやびな気持ち』 61

 清少納言様、前回は、ひどい悪態を。
 昔っからファンですから、どうかお許しを。
 彼女の為に、付け加えます。
 貴女がお書きになった 「枕草子」 に
 『冬は、いみじう寒き。夏は、よにしらず暑き。』 と
 (冬は寒い方が冬らしく、夏は暑い方が夏らしくって良いのって)
 「両極端」 もその 「あわい(間)」 も両方 「お洒落なお気持ち」
 語って下さっています。

中途半端はだめ
でも あわいも大事に って

 藤本泉さんが 「清少納言の謎」 で、
  『清少納言の話を伝聞して文章にしたのは、能因法師かも』 と
 推測なさっています。
 能因法師(998~1050年 橘永愷 )
 清少納言(966?~1025年?)
 「真実」 は、今の所、誰にも判りません。

 只、云えるのは、今から約1000年前の

『みやびな気持ち』

 をお伝え下さった 「清少納言」 様 いと恋しく思います。      次回へ。

「枕草子 衣装に関するお話し」 はこちらへ

平安時代のキャリアウーマン(女房)の生き方はこちらへ

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