奈良朝の服(衣服令)二
かといって当然ご専門は 「文学」 ですので、
そちら方面のご本もたくさんお書きになっておられます。
「枕草子」 ファンの私共は、
即、関根正直さんのファンになってしまっちゃたんです。
何てったって 「正直」 なんですもの。
正直さんの事は、追々又ご紹介させて頂きます。
この養老令の中に、「衣服令」 と云うものが記されているんです。
少しかったるいかも知れませんが、ちーとおつき合い。
『内親王・女王・及び内命婦(ないみょうぶ)五位以上の礼服皆具、
宝髻(ほうけい)
衣 紕帯(はたおび)
褶(ひらみ)
裙(うわも)
襪(したうず)
潟のさんずい無し(くつ)』 ですって。
ここでは表着の下におめしになっている服については
正直さん省略しています残念。
その事に関しては又そのうちに。
宝髻 髪飾りであり、お帽子の様なもの
そのワンポイントデザインは、(金属製)
『龍・麟・雀・虎・武(亀)』との事。
何と架空(実物?)具象動物文様なのです。(メンズも同)
龍は空飛ぶ神龍(シュンロン)柄 ドラゴンボール
麟は麒麟(キリン)ラガービール柄 苦くて美味しい。
雀は朱雀(スザク)フェニックス柄 火の鳥。不死鳥。
(決してすずめじゃない。)
虎と亀は分かるよね。
髻(もとどり)は髪の毛をまとめて頭の上で束ねたところです。
大相撲でNHKの解説者がたまに言語化している。
千秋楽で大一番が終わり関取が優勝カップをもらう前に
ほつれた髪を綺麗に、といてもらっているシーンで。 続く。
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