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2005年11月29日 (火)

女と男の心模様(出だし衣) 56

 ここで彼女たちが考え出した方法は、「い(出)だし衣(ぎぬ)」
 「ちょい見せ」 「ちらりんこしゃん」 「ちょっとだけよー」 です。
 そうなんです、今の世でも取り入れている 「チラミセ」 なのです。
 この方法はなかなか 「男共」 にとっては 「憎い」 って感じ。

 タンクトップのバストVゾーンにレースのトリミング
 スカートのヘム(裾)に白いレースのトリミング
 デニムのパンツに不自然な 「穴」 明け
 シースルーのアイテム (単品) の品々
 これ以上、語りますと支障を来しますのでこれ迄・・・。

 「い(出)だし衣(ぎぬ)」 はこれなのです。
 几帳の下脇から 「お召しもの」 の裾を相手に観える様にするのです。
 もう一度 「十二単」 の 「絵」 をご覧下さい。
 「裾」 の色取り取りの 「色」 が 「垣間見える」 (覗ける) でしょう。
 「十二単」 へ
 
 「かいま(垣間)見る」 も日本の文化です。
 「垣」 石垣・生垣の垣で、道路と家を隔てる衝立です。
 みやびの時は今の世と違い、かきね (垣根) を竹や木で作り、
 すきま(隙間)が空いていました。
 「見えないようで観える。見えるようで見えない。」 世界なのです。
 「・物」 と 「・物」 との 「」 を完全に遮断しないのです。
                  続く。

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