女と男の心模様(出だし衣) 56
ここで彼女たちが考え出した方法は、「い(出)だし衣(ぎぬ)」
「ちょい見せ」 「ちらりんこしゃん」 「ちょっとだけよー」 です。
そうなんです、今の世でも取り入れている 「チラミセ」 なのです。
この方法はなかなか 「男共」 にとっては 「憎い」 って感じ。
タンクトップのバストVゾーンにレースのトリミング
スカートのヘム(裾)に白いレースのトリミング
デニムのパンツに不自然な 「穴」 明け
シースルーのアイテム (単品) の品々
これ以上、語りますと支障を来しますのでこれ迄・・・。
「い(出)だし衣(ぎぬ)」 はこれなのです。
几帳の下脇から 「お召しもの」 の裾を相手に観える様にするのです。
もう一度 「十二単」 の 「絵」 をご覧下さい。
「裾」 の色取り取りの 「色」 が 「垣間見える」 (覗ける) でしょう。
「十二単」 へ
「かいま(垣間)見る」 も日本の文化です。
「垣」 石垣・生垣の垣で、道路と家を隔てる衝立です。
みやびの時は今の世と違い、かきね (垣根) を竹や木で作り、
すきま(隙間)が空いていました。
「見えないようで観える。見えるようで見えない。」 世界なのです。
「人・物」 と 「人・物」 との 「間」 を完全に遮断しないのです。
続く。
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