襲色目(曇華院殿装束抄) 35
「曇華(花)院殿装束抄 (どんげいんどのしょうぞくしょう)」
が作成された時代は室町時代の後期になりますので、
「唐衣」 (ハーフジャケット) は無しの 「絵」 で、
「色」 につきましては、限りなく 「みやび」 の時を心配りして。
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尚、上記の 「裏菊」 「紅もみじ」 は襲色目の名称。
表は表着で、アウターウェアー。
2~6は五衣で、インナーーウェアー。
単は単衣、裏見せアウターウェアー?
次回は 「冬」。
襲色目と重色目の資料 はこちらで。
十二単の詳しい資料 はこちらに。
襲色目の配色の色取り取りの順番は後の世に考案された
色彩理論を超越しています。
所詮、理論はあくまでも感性の積み重ねの結果でしか・・・。
色彩理論の補色とグラデーションは 「補色と匂い」 でご覧下さい。
又、曇華院殿装束抄の詳しい事は、「曇花院殿 聖秀尼宮」 へ。
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