« 襲色目(夏は夜) 28 | トップページ | 襲色目(秋は夕暮れ) 30 »

2005年10月 7日 (金)

桜・橘 左大臣・右大臣 29

 春で 「桜」、夏で 「橘」 が出ましたのでちょいと 「色」 から離れて。
 とても若かった頃 (イマモ・ワカイ)、
 「右近の橘」 「左近の桜」 は一体どっち側なのか
 悩んだ事がありました。
 修学旅行で清水寺は見たけど、京都御所には行かなかったから。
 左大臣は右大臣より格上。  と云うことは 「桜」 が偉い?
 何て事はない、「帝」 の目線で右が 「橘」 左が 「桜」 でした。
 左大臣が偉いのは自分の 「右」 に誰もいないから?
 (それとも 「右に出る者はいない。」 は中国文化。)
 でも、私達の日本でもちょくちょく出てくる慣用句だし。
 となると 「帝」 の目線では 「桜」 が 「橘」 の左に植わっている?
 「橘」 が 「桜」 より偉い事に?
 「桜」 「橘」 自身では向かい合っている。
 この場合は、「帝」 が紫宸殿から降りて、紫宸殿に向かった目線で
 ないとおかしくなるのですが? まさか主上が降りる訳ないし?

左大臣・右大臣の座り方

                                    (北)

                                      

          (西)    右大臣           左大臣    (東)
                       中納言           大納言
                  
                  
          「橘」                         「桜」

                                    (南)
                               
 こんな配置で、帝とその他の方は向かい合っている。
 但し、左大臣・大納言と右大臣・中納言が向かい合った場合は、
 左大臣には 「右に出る者がいない。」 が成立する。
 右大臣は 「右」 に中納言の存在、で成立せず。
 左大臣さんが右大臣さんに
 「あんたの右隣には誰もいないよ。」 っと
 言ってあげるのでしょう? 何て、おやさ(優)しいこと。 
  次回は 「秋の」 花木に。

           十二単の 「絵」 は こちらへ。

|

« 襲色目(夏は夜) 28 | トップページ | 襲色目(秋は夕暮れ) 30 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/79552/6290440

この記事へのトラックバック一覧です: 桜・橘 左大臣・右大臣 29:

« 襲色目(夏は夜) 28 | トップページ | 襲色目(秋は夕暮れ) 30 »