襲色目(冬はつとめて) 31
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「冬」 はつとめて(早朝)でなく 「冬」 の花木は
平安の世・京都 十月~十二月 重ね(襲)色 |
今の世・東京・近郊 11月中旬~2月中旬頃 |
椿 表蘇芳 裏紅 篠(ささ) 表白 裏緑 木賊(とくさ) 表萌黄 裏白 花木はこれ迄 雪の関連で、 初雪 表白 裏淡白 雪下 表白 裏紅 白くうっすらと積もった 雪の中から顔を出した、 赤は何だったの? |
大島の あんこ椿 篠だと七夕、時期が違う? 水仙の白と黄と緑 さざんかは 咲いた道♪? クリスマスの ポインセチア シクラメン ゴールドクレスト 紅白歌合戦? お正月の千・万両の赤・緑 松・竹・梅、お酒じゃないよ |
「木賊(とくさ)」 は見たこと無い。土筆(つくし)んぼに似てる。
「初雪」 は表の白が白正絹(すずし)裏の白が練絹(ねりぎぬ)。
白正絹は生糸(きいと)の織物で、加工前の練ってないもの。
練絹は 練ってやわらかに仕上げた絹布。
こちらの方が上等で素敵。
(練るは、わら(藁)を燃やした後に残る灰等であく(灰汁)を作り、
それと生糸と一緒に煮て、動物性タンパク質を除く作業と
思われる。)
その練り糸で織り上げると、
絹布がしっぽり柔らかく、たまらなく良いものらしい?
現物に触れてみることができないのが 「悔しいー。」 次回へ。
十二単の 「絵」 はこちらへ。
清少納言 枕草子の衣装(服) に関する色々。
襲色目と重色目の資料 はこちらでご覧頂けます。
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