襲色目(夏は夜) 28
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「夏」 は夜 でなく 「夏」 の花木は
平安の世・京都 四月~六月 重ね(襲)色 |
今の世・東京・近郊 5月中旬~8月中旬頃 |
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「卯の花」 は見たこと無い。食べたことある?
「おうち(楝)<センダン>」 も見たこと無い。「おうち(家)」 じゃない?
「はまゆう(浜木綿)」 これも見たこと無し。この言葉、耳障りが良い。
「ほお(朴)」 これ又見たこと無し。白もくれん (木蓮) の感じ。
花木シリーズでなく、虫で 「せみ(蝉)の羽」 と云う色有り。
表ひわだ(檜皮)色・裏青味の緑。
一体、何蝉だったのでしょうか? 油蝉?
檜皮色はひのき(檜)の樹皮の色で、
赤味・黄味を帯びた茶色。 続く。
十二単の 「絵」 はこちらへ。
清少納言 枕草子の衣装(服) に関する色々。
襲色目と重色目の資料 はこちらでご覧頂けます。
★ 本日の日経流通新聞MJによりますと、
十二単を着せた 「リカちゃん雛(びな)」 が来春用として登場と。
よみが(甦)るか 「十二単」? そんな事は・・・。
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