襲色目(梅・桜・藤) 32
春夏秋冬、四季折々の 「花木」 を枕草子から取り出してみました。
取り上げなかった 「花木」 には、失礼っ。
ほんと、約1000年前のものなんですもの。
それも庭のもの以外野山の自然の中にあったものなんですから。
(庭に植わっているのも、野山からの持ち込み。)
そんなこんなで、「どんな感じ」 だったか、解りません。
「初雪」 での、雪が、辺り一面、ふんわり「白」 く染めている所から、
力強く 「赤」 い花か実を突き出していたのは 「誰」?
又、その雪にしても、今の世より 「真っ白」 だったはず?
RGBコードで#FFFFFF(白)に近い 「色」 だったと思います。
今の東京の雪は良くて #FAFAFA(乳白色)位 かしらん?
私達が生活させて頂いているおかげで、
雪も 「白」 に色んな色味を持つようになれたみたい?
「白」 のバリエーションが増えた?
清少納言が 「枕草子」 で語っている 「花木」 で数多く出てくる
(彼女の好き嫌いは置いといて) 順番は、
「梅・紅梅」 「桜・山桜」 「藤」 「菖蒲」 「しだれ柳」 「松」
「山吹」 「葡萄(エビヅル)」 「萩」 「檜」 「蓬」 「葵」。
中でも、 「梅」 「桜」 「藤」 は2桁の段に登場します。
この状況だと、今の世も 「その時」 とあんまり変わってない?続く。
十二単の 「絵」 はこちらへ。
清少納言 枕草子の衣装(服) に関する色々。
襲色目と重色目の資料 はこちらでご覧頂けます。
☆ 10月11日 「富士山に初冠雪」 との事。
これから見られます 「真白き富士」 が。 イェーイ。
私共では、いつ(何時)も見られます。 こちらへ。
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