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2005年9月 2日 (金)

十二単(重さ・枚数) 十四

 「二十四単」 には、頭が下がります。
 「十二単」 の倍なのですもの。
 おおよそ 「十二単」 で重さが10Kgあったそうです。
 今の世で、キャリアを張っておられるお方の服で約2Kgになります。
 3シーズンコート     800g~950g
 ジャケット         400g~480g
 スカートorパンツ     190g~350g
 シャツ orニット      140g~180g
 ランジェリー等        50g~150g?
 こんな感じですので、
 清少納言さん・紫式部さん・赤染衛門さん達は、
 今時に比べて約5倍の重さの 「お召しもの」 を身にまと(纏)って
 おられたのです。
 さぞや平安朝のキャリアの方々は、
 ズッシリ重かったのだろうとお察しします。
 今のお嬢さん・ご婦人のお方は、
 「軽チャーファッション文化」 で、ほんと良かったですね。
  しかし、今年の秋冬は、ちょいと様相が変わるかも?
 上からのお達しで 「クールビズ」 の次は
 「ウォームビズ」ですって。
 「お仕事場のエアコンの温度設定は20度で」 との、
 おすす(勧)め。
 やや厚着にしないと?
 「そんなことはございませんよー。」 っと。
 ファッションには 「寒い」・「暑い」 は
 全然関係ないじゃございませんか。
 『女・心』 を、よもやお忘れ無き様。
 期待しておりますよっと。  続く。

 「十二単と単品の絵」 はこちらへ。
 「十二単の彩色絵の資料」 はこちらへ。
 「襲色目と重色目」 はこちらへ。
 「十二単の詳しい資料」 はこちらへ。
 「平安時代のキャリアウーマン(女房)」 の生き方はこちらへ。

 ☆ 「カトリーナ」(大型ハリケーン)は、すご(凄)かったみたい。
  スウィングジャズやマーク・トウェインの
  「トムソーヤの冒険」 に出てくる 「ニューオーリンズ」、
  あのルイ・アームストロングがシカゴを目指した 「ミシシッピー」
  「絵」 で見る限りではすさ(凄)まじい光景。
  自然の 「女神」って。 「スンゴイ」。
  そう云えば、凄いの漢字は 「にすいにつま。」
  水と 「女」 は?
  女性を呉々も大切に。

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