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2005年8月27日 (土)

十二単 (檜扇・帖紙) 十一

 服のアイテムの他に 「小物」 が2点必要です。
 一つめは、檜扇(ひおうぎ)
 檜扇(衵(あこめ)扇とも云う)は、
 檜(ひのき)の薄い板を色糸で綴(と)じて重ねて、
 表裏共に色んな文様及び多色で描き、
 尚かつ「金」「銀」「パール」プレゼントではなく、
 「金粉」「銀粉」「金銀箔(はく)」を施した
 豪華絢爛な扇だったそうです。
 二つめは、たとうがみ(畳紙)
 畳紙(たとう(帖紙)とも云う)は、
 懐紙(かいし)で、たた(畳)んでふところ(懐)に入れておく「紙」。
 地厚の紙は、歌の草稿よう。
 (詞のメモ書き。)地薄の紙は「鼻チーン」よう?との事。
 懐は「胸(バスト)」あたりのことですよ。
 ここで、ちょいと 「お知らせ」
 ポケットティッシュケース「紙入れ」を私共作っています。
 ぜひ一度、ご覧下さい。右上の 「かわゆい子猫」 をクリック。
 も(若)しくは、ZIPANGU(慈 汎 倶)をクリックして下さい。
 話を戻して、
 なぜか「トートバッグ(手提げ袋)」・「ハンドバッグ」の類は用いず。
 たまの外出しかなかったから要らないかな。
 これで小物のセットアップ終了。
 後は 「お化粧」 です。
 髪は超・超ストレートロングヘアー(おすべらかし(大垂髪))。
 ほほ(頬)にかかる部分の一部、肩線でカット。
 メイキャップは眉毛を抜き 「眉描き」 をして、
 おしろい(白粉)・頬紅・口紅等で仕上げ。
 更にご婦人の方は、歯を黒くしたそうな。 次回へ。

「檜扇と十二単の絵」 はこちらへ。
「十二単の彩色画」 はこちらへ。
「十二単と単品の絵」 はこちらへ。

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