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2005年8月29日 (月)

十二単(色取り取り) 十二

 十二単に戻ります。
 十で紹介しましたガウン(一~四)の丈(長さ)とゆき(裄)
 (首の骨の後中心からお袖までの長さ)は、

           四>三>二>一 になります。

 故に、十二単をおめしになった清少納言さんや紫式部さんの
 立ち居姿を正面から仮に垣間見ることができました場合は
 (ガウン三が五着の時)、全部で八着の色・柄・布味が
 目に飛び込んできます。
 厳密に云うと、
 お袖口と
 すそ(裾)と
 前中心
 (上から首、バストの谷間、おへそ、ウエスト中心、
 下へ行きまして両足中心に足先まで流れるライン))の部分が、
 カラー・パターン・クロースフィーリング、
 全て「色取り取り」なのです。
 今のお嬢さんが、
 キャミソール・タンクトップを2枚から3枚 「重ね着」 して、
 バスト(胸元)とショルダーストラップ(肩ひも)の色・形を
 皆様にお見せしている程度と訳が違います。
 (暑くて8枚も着れないか。)
 清少納言さんも「枕草子」(九十四段等)で正装は、
 「カッタルクッテ、た・い・へ・ん」 とお書きになっています。
 「オシャレ(お洒落)」 するって、とっても 「ツ・カ・レ・ル」。
 それに気が付かない彼には「もっと疲れる」。皆さ~んガンバ。
                  続く。

 「十二単と単品の絵」 はこちらへ。
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 「平安時代のキャリアウーマン(女房)」 の生き方はこちらへ。

 ☆ きのう(昨日)の28回目を数える「24時間テレビ」。
  メインを飾る法曹界の広告塔・丸山和也弁護士。
  ラスト700mでのお嬢さんのお出迎え。
  その時の丸山さんのお疲れの中でのお幸せそうな満面の笑み。
  「をかし」・「素敵っ」・「お洒落」。

訂正 「枕草子」(九十四段等)の所
        数々の写本で章段が違いますので、
       「五月の御精進のほど,職に・・・」で始まる段等に訂正します。

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